修学院離宮(京都市左京区) 【行ってよかった!無料観光スポット 2位】






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修学院離宮(京都市左京区)です。
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修学院離宮は、京都市左京区修学院の比叡山麓にある
皇室関連施設です。

第二次大戦後は、京都御所、桂離宮などと同様、
「皇室用財産」と位置づけられて、宮内庁が管理しています。

修学院離宮の「修学院」は
離宮の所在する地名の旧称(山城国愛宕郡修学院村)で、
その名は、平安時代にこの辺りに修学院があった所で、
廃絶してからは比叡山延暦寺の荘園となっていました。
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その後、1651年、後水尾(ごみずのお)上皇が
一帯の風光を気に入って離宮の造営を計画し、
1653年~1655年に、後水尾上皇の指示で江戸幕府が
離宮(皇居以外に設けられた天皇や上皇の別邸)を造営しました。
比叡山からの谷川を堰き止めた人工池を中心とした広大な庭園と
その関連建物からなっています。
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庭園は1885年(明治18年)の中御茶屋併合後、
上御茶屋、中御茶屋、下御茶屋と3か所の庭園からなり、
上御茶屋庭園が最大で、広大な「浴竜池」には三つの島があります。
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上・中・下の各御茶屋の間には、
1964年(昭和39年)に宮内庁が買い上げ、
景観保護のため地元農家と契約を結んで
実際に耕作されている田畑が広がり、
各御茶屋を、もともとあぜ道であったところを
明治天皇の行幸に備えて、拡幅整備し、
松を植栽した細い松並木道が結んでおり、
周囲の田畑や山林も含めて面積は54万平方メートルにも及びます。
下御茶屋の御幸門をくぐると目の前に広大な敷地が広がり、
とても京都市内にあるとは思えない景観です。
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1680年(延宝8)上皇の崩御の後、
その冥福を祈って上と下の御茶屋の中間南に
林丘(りんきゅう)寺を建立しました。
林丘寺は1885年(明治18)この寺地の一部を皇室に返上し、
以後、これが中の御茶屋と称されるようになりました。
上・下御茶屋は1884年(明治17年)宮内省の所管となり、
中御茶屋は、1885年(明治18年)に修学院離宮に編入されました。

桂離宮・仙洞御所とならび、
王朝文化の美意識の到達点を示すものとなっています。
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修学院離宮の見学には、事前に宮内庁京都事務所に、
郵送・直接申請・インターネットを通じて申し込んで
許可を得る必要があります。
また18歳未満の見学はできさせん。

★主な見学スポット

◆下御茶屋
池泉観賞式庭園のなかに、
後水尾院の御座所となった「寿月観」が建っています。
かつては、このほかに茶屋の「蔵六庵」と
2階建て楼建築の「彎曲閣」がありましたが、
門などの付属建物を除くと、現在残っている建物は寿月観のみです。
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丸太の門柱に竹を並べた簡素な表総門を入り、
左方向に進むと右手石段上に「御幸門」があります。
御幸門を入り右折すると中門があり、
池を掘った土を盛り上げた高みに寿月観があります。
庭園裏手には東裏門があり、これを出ると、
道は右の中御茶屋方面と左の上御茶屋方面に分かます。

◆寿月観
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後水尾院行幸時の御座所となった建物で、
当初の建物は岩倉殿(顕子内親王)の山荘から移築した
茅葺き入母屋数寄屋風造りものでしたが、
1824年(文政7年)に徳川家斉が光格上皇のために再建させたもので、
東側に15畳の「一の間」、その西に12畳の「二の間」、
その南に従者の控えの間である「三の間」が鉤の手に連なり、
三の間の西には5畳の茶室があり、二の間の北には4畳半、
その北には10畳半の「玄関の間」が突出し、
建物の北西端に式台玄関(御輿寄)があります。
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屋根は柿葺(こけらぶき)で、一の間側が寄棟造、
三の間側の南妻は入母屋造となっています。
前庭の飛び石や、庭に立つ袖石灯篭も有名です。
一の間南側軒下の「寿月観」の扁額は
後水尾上皇の筆であるといわれています。

◆上御茶屋
巨大な人工池の浴龍池(よくりゅうち)と大刈込を中心とした
壮大な庭園です。
柿葺の御成門を入ると、右は一般参観者の順路となる山道、
左は池畔の道となります。
浴竜池は谷川を堰き止めて造った人工池で、
堤防は高さ13メートル、延長200メートルに及び、
4段の石垣で補強されていますが、武骨な石垣が見えないよう、
3段の生垣と異なる種類の樹木を混ぜ植えたものを刈込んで、
全体の形を整えた大刈込で覆れています。
御幸門から石段を上った離宮内の最高所に「隣雲亭」が建っています。
ここまで登ると、急に展望が開け、
眼下に浴龍池、遠方に借景の山々を望む壮大な風景が広がります。
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上御茶屋の主要建物は隣雲亭と窮邃亭の2棟です。

◆浴竜池
中央の中島(窮邃亭)のほか、
北側の三保島、南側の万松塢(ばんしょうう)という2つの島があり、
中島と万松塢の間には千歳橋が架かっています。
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中島には東岸から欄干付の楓橋という木橋、
北岸から上に土を盛った土橋が架かっていて、
舟遊びのための船着場もあります。

◆隣雲亭
海抜150メートル、浴竜池との標高差10メートルのところに建ち、
標高的には京都タワーと同等となっています。
池を眺望するための簡素な建物で、
床(とこ)、棚などの座敷飾りはなく、
装飾は欄間の花菱文と釘隠にみられる程度です。
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ここからは浴竜池と庭園、北山の山並みなどが一望できるすばらしい景色です。
軒下の土庇部分のたたきには、一二三石(ひふみいし)と呼ばれ、
漆喰に赤と黒の小石を一,二,三と埋め込んだものです。
当初の建物は1677年(延宝5年)に焼失し、
現存する建物は1824年(文政7年)に再建されたものです。

◆窮邃亭(きゅうすいてい)
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修学院離宮では創建当時のまま現存する唯一の建物ですが、
損傷が目立っていたため大幅な改修がされています。
大きい中島の上に建ち、宝形造、柿葺、屋根頂部に瓦製の露盤を置き、
その上に切子頭の宝珠を乗せています。
南側上がり口の軒下の「窮邃」の額は
後水尾院の筆であるといわれています。
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南面と東面は縁および土間庇をめぐらし、
内部は18畳1室のみで間仕切りはありません。
ただし、北側の東隅に板間が突出し、水屋となっており、
水屋には流し、天袋、地袋があります。
床(とこ)、棚などの座敷飾りはありませんが、
池に面する北面から西面にかけて
鉤の手に6畳分を框一段分高くなった「上段」となっています。
修学院離宮18窮邃亭.jpg
上段の西側窓際には幅1尺、長さ2間の肘掛板があり、
これは欅の一枚板でできています。
この建物は、壁でふさがれているのは水屋部分のみで、
他は4面とも明障子の戸または窓となっています。

◆千歳橋
中島と万松塢(ばんしょうう)の間に架かり、
中国風の特色ある外観をもった屋形橋です。
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切石積みの橋台に一枚石の橋板を渡し、
東に宝形造、西に寄棟造の屋根を架けたもので、
宝形造屋根の頂部には金銅の鳳凰が立っています。
1824年の離宮改修時に、京都所司代の内藤信敦が橋台を寄進し、
1827年に水野忠邦が屋形を寄進したものです。

◆中御茶屋
1668年(寛文8年)に造営された朱宮(あけのみや)御所が前身で、
上皇の死後、林丘寺(りんきゅうじ)という寺に改められました。
1885年(明治18年)、楽只軒(らくしけん)と客殿を含む、
林丘寺境内の約半分が宮内省に返還され、
修学院離宮の一部となりました。
林丘寺は門跡尼寺として今も存続しています。
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楽只軒は瓦葺、柿庇で朱宮御所の一部で、
1668年(寛文8年)頃に造営され、
主たる部屋は東側の「一の間」と建物中心部に位置する二の間です。
一の間・二の間境の長押上の「楽只軒」の額は
後水尾院の筆であるといわれています。。
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書院造の客殿は、楽只軒の南東に接して建ち、
1677年(延宝5年)に造営された
東福門院(後水尾天皇女御、徳川2代将軍秀忠の娘)の
女院御所の奥対面所を移築したものです。
一ノ間の霞棚は、5枚の欅板を高さを違えて設置し、
霞のたなびく様に似ることから「霞棚」と称され、
桂離宮の桂棚、醍醐寺三宝院の醍醐棚とともに
「天下三名棚」の1つとされています。
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楽只軒より客殿の方が若干高い地盤上に建っており、
楽只軒南東の板縁と客殿入側の間は
矩折に位置する2つの階段で結ばれています。
階段は楽只軒側が4段、客殿側が3段で、段差が一定の高さでない
特異な階段でややアクロバティックにつなげられています。
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他に表門、中門、瓦葺の総門(もと林丘寺の総門)などがあります。


◆観光情報
住所:京都市左京区修学院藪添
アクセス・行き方:
 修学院離宮には駐車場が無いので
 交通機関かタクシーでの訪問になります。
 叡山電鉄 修学院駅下車 徒歩20分
 京都市バス 修学院離宮道下車 徒歩15分
 駅・バス停から結構距離があり、しかも上り坂になります。
 さらに、修学院離宮内での歩行距離は約3kmほどなので、
 タクシーを利用したほうがいいかもしれません。
拝観料金:無料ですが、参観には事前申し込みが必要です。
     修学院離宮拝観申し込み:
      宮内庁京都事務所管轄(御所・修学院離宮・桂離宮等)
     郵送・直接申請・インターネットにて拝観申し込み
     TEL:075-211-1215

見学所要時間:約1時間20分ほど

★見学の注意事項
見学時間は、朝の光線具合が綺麗な9時か、
斜光が綺麗で写真映えのする15時のどちらかがお勧めです。
紅葉の季節だと特に良いと思われます。
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建物の数は少ないのですが、見るポイントが結構離れていて
歩いている時間が長く感じますが、景色が素晴らしく
苦痛とは感じません。

トイレに関しては、参観コース内に案内板を一カ所だけ
確認することができましたが、「トイレ休憩」などは設けられません。
実際行った方はいないようで、基本的にはいけないと思ってください。

写真撮影に関しては、基本的に撮影禁止場所はなく
「常識の範囲」でフリーです。
但し柵内や立ち入り禁止場所に入り撮影することはできません。
飛び石の上を歩き、苔の上などに乗ることは厳禁です。
建物の室内も襖が開いている場所に関しては全て撮影可能で
襖絵なども撮影可能です。
各所にある門を全員が通らないと鍵が閉められないので、
先にいる方は最後の方を待つ必要があるので、
スムーズな参観が必須になります。
また、撮影する場所を撮り逃がしたからといって、
そのポイントまで戻ることは出来ませんので、
撮影チャンスは一度きりだと思ってください。
最後尾には御所警察(?)の方がひとり付いて来ますが、
警察とはいえそれほど口うるさくいうわけではなく、
あくまで常識の範囲でなら温かく見守ってくれます。
個人的な撮影のため何度も列から離れるようだと注意が入ります。

園内にはギフトショップが併設されていますが、
15時で閉まってしまうため、14時・15時の参観の方は注意が必要です。
お土産などを購入する場合は、どちらも参観前に購入する必要があります。
おすすめは参観者限定の一筆箋とポチ袋で一袋に5種類入ってます。

見学の受付は20分前からで、
スムーズに入るためにも参観許可証を忘れないように…。
同行者の方のチェックもあります。
10分前ぐらいから桂離宮・修学院離宮ともにビデオが始まりまが、
これは見ても見なくてもよいのもので強制ではありません。

参考URL:
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/institution_shugaku.html




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