美人林(新潟県十日町市)





派手な観光地ではないけれど、
一度は実際に見てみたい日本のスポットをご紹介します。
一生心に残る旅をしましょう。

今回ご紹介するのは、

美人林(新潟県十日町市)です。

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新潟県が誇る絶景スポット「美人林」は、
松之山温泉から車で15分ほどの所にあります。

国道363号線を走っているとあちこちに看板があって、
ナビがなくてもすぐにわかります。

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駐車場のすぐ横の丘陵地約3~4haほどの広さに
樹齢90年ほどの若いブナが生い茂っている林があります。

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そこには思わずカメラを向けたくなってしまう景色が広がっていて、
アクセスの良さ・景色の美しさで訪れる人たちを魅了しています。

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「美人林」は人の営みがもたらしたブナ林です。
昭和初期、木炭にするため、この辺りのブナは
一度すべて伐採され原野となりました。

ところが、90年ほど前のある時、
ブナの若芽が突然一斉に芽吹き、育っていったため
まっすぐ均一に成長し、他に類を見ない美しい風景が生まれました。

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ブナの寿命は200~300年ということなので、
樹齢90年のブナはまだまだ若いブナたちです。

ほっそりとしてすらりと延びた若木は、モデルのような立ち姿で、
あまりにも美しいことから、「美人林」という名前がつきました。

特に、残雪の中、萌黄色の新芽が映える春と、

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秋の紅葉期の美しさは見事です。

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豪雪地帯の木々たちは雪の影響で幹が曲がってしまうのですが、
美人林のブナは美しいまでにまっすぐで、大変めずらしいことです。
この直線美こそが美人林最大の特徴であり、
多くのカメラマンを惹きつけて離さない理由なのかもしれません。

林の中は自由に動き回れるようになっていて、
多少の起伏はありますが、息が切れるほどということもないので、
誰でも気軽にトレッキング気分が味わえます。

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森林浴の所要時間は、入口周辺を一通り歩く程度なら
30分程度といった手軽さです。

最大の見所は、林に入ってすぐの右側にある、
青く透き通った「美人林の鏡」と呼ばれる池です。

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林の雪解け水が葉土のフィルターを通って、この池に流れ込んでいて、
透明度は抜群で、泳ぐ魚が肉眼で見えるほどです。

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四季によって色が変わるようで、
水面が鏡のようになって木々が写り込み反射しています。

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太陽光線の反射次第では幻想的で、
おそらく今まで見たどの池よりも美しい風景が見えます。
池には木の橋が架かっていて、記念撮影のポイントになっています。

マイナスイオンたっぷりの森の中は、長い道のりを歩くというよりは
自由気ままな森林浴を楽しめるスポットです。
夏でも大変涼しく(外気より気温が2℃低いと言われております)
森林浴に訪れる方、写真撮影をされる方と多くの方が訪れています。

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木漏れ日の森で清々しいブナ林の空気に包まれ
心も体もたっぷり癒され、明るい緑と静けさに
思わず深呼吸したくなる気持ち良い場所です。

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美人林は季節に左右されず四季折々の自然が楽しめます。
そのため、全国から大勢の写真愛好家や観光客が訪れる
観光名所となっています。

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春は、残雪の中ではじまる若葉の芽吹きが、
林を柔らかな萌黄色へと染め、新緑が眩しいほどに咲き誇って
一面緑の世界で春の訪れを告げます。

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夏には、太陽の光が差し込み、爽やかな風が新緑のブナ林を吹き抜け、
新緑とギラギラな太陽とのコラボは必見です。

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紅葉が美しい秋には、落ち葉があたり一面を覆いつくし、
ブナの林は赤い絨毯が敷かれているように変わります。

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冬になると赤い絨毯から一転、一面の銀世界の中、
ブナの枝先に積もった雪が太陽の光を受けて
ダイヤモンドのような輝きを見せてくれます。

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また野鳥の生息地としても保護されており、
珍しい野鳥の声に耳を澄ませながらのハイキングツアーや
バードウォッチングツアーも多数催されています。

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名前も景観も、森ガールにはぴったりの美人林ですが、
春から初夏に美人林を訪れる時は、服装にも注意が必要です。

5月半ばでも雪が残っている年もあるので、
雪解けで足元はぐちゃぐちゃになっています。

林の中は、多少の起伏がありますし、
場所によっては残雪の上を歩くこともありますので、
滑りにくい靴を履くようにしましょう。
トレッキングシューズがあるなら、履いた方が安心です。

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また、林の中にはブヨ(ブユ)がたくさん飛んでいるので、
虫刺され予防のためにも長袖がベターです。

林の中は外に比べて気温が低く、肌寒さを感じることもあるので、
長袖の羽織るものを用意しておくといいでしょう。

美人林の入口前の駐車場には、「茶処 笑家」という茶店があります。

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ここでは、ぜんざいや抹茶やアイスクリームなどの軽食はもちろん、
山菜たっぷりの昼定食「中飯」を食べることもできます。
美人林を歩いた後の休憩所として賑わっています。

ここでぜひ食べておきたいのが「あんぼ」という郷土料理です。

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長野名物「おやき」に似たお饅頭ですが、
こちらは米粉をこねた生地を茹でて焼いたものです。
具にはおからがたっぷり詰まっていて、
家庭によっては大根菜や山菜や餡子が使われることもあるとか。
大きさは野球のボールくらいで、1個でもお腹いっぱいになるので、
軽めの昼食にぴったりです。

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◆基本情報
営業時間 年間を通して、いつでも無料で見ることができます。
見頃は、4月下旬~11月下旬で、
紅葉の見頃時期は、10月下旬~11月上旬ころです。

駐車場 30台

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◆お問い合わせ先:十日町市観光協会松之山支部 
 電話番号 025-596-3011 ファクス番号 025-596-2255


★希望者には、下記の有料ツアーがあります。

◆地元ガイド付き美人林ハイキングツアー

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料金 : 1名 / 2,200円  最小催行人数 : 2名
ツアー時間:1時間30分
松之山温泉発9:45頃送迎出発 10:00頃~11:30頃美人林ハイキング
※マイカーによる移動も可能です。
宿泊予約時にちとせ公式サイトより「オプション」の
「心美人ハイキングプラン」を人数分追加してください。

◆ガイド付スノーシュー体験

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料金 : 1名 / 2,700円  最小催行人数 : 2名
ツアー時間:2時間
松之山温泉発9:00頃送迎出発 9:20頃 森の学校キョロロ着
9:30頃~11:10頃 ツアー体験 
その後、囲炉裏体験あり~11:30 帰路送迎
※マイカーによる移動も可能です。

お問合せは、宿泊旅館フロント、又は松之山温泉合同会社「まんま」
電話 025-596-2114、ファックス 025-569-2117


★交通アクセス
所在地 十日町市松之山松口1712-2付近
     (松代駅と松之山温泉の中間程にあります。)
交通手段 北越急行ほくほく線「まつだい駅」よりバスで15分、
     下車後バス停から2㎞・徒歩20分。

関越自動車道「越後川口インターチェンジ」より車で60分、
または「塩沢石打インターチェンジ」より車で60分
北陸自動車道「上越インターチェンジ」より車で60分

※カーナビ利用の場合は
十日町市立里山科学館、越後松之山「森の学校」キョロロ

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 TEL 025-595-8311 を目的地に設定してください。




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